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| 相談者 | 福岡県福岡市 S様 50代男性 |
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| 相談内容 |
近頃、私の娘(20歳)が夜遅くまで遊んで帰宅時間も遅いのです。私が仕事から帰って来た時も自宅には居ません。妻の話によりますと、昼間は自宅に居るみたいなのですが、夕方になると外出をする毎日なのです。昼間は家に居るし仕事等をもしていないのですが、金銭的に羽振りが良く、ブランド品等も頻繁に購入しているみたいで・・・。 お金の出所とか、夜遊びに行って一体何をしているのか、私らが何を言っても聞かないので、娘の行動を知りたいので調査をして欲しいのですが・・・。 と、電話をされてきたお父さんは、切実に語られ、ご相談に伺いたいということだったので、相談室のご予約を取られて電話切られた。
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| 調査提案 |
後日ご両親が弊社相談室へお見えになり、娘さんについての詳細をお聞きすると、短大を辞めてから仕事に就くことも無く、半年ほど前から少し格好が派手になり、毎日ではないものの夕方から出掛けては深夜の帰りになっているとの事であった。 探偵は、この娘さんが何をしているのか予測は付いていたのだが、やはり事実を把握するまでご両親を無駄に不安な気持ちにさせるのは良くないと思い、「現状把握の為の行動調査」を提案。 娘さんがいつも家を出る1時間前の15:30より自宅付近にて張り込みを開始し、娘さんが出てきたら尾行、娘さんとの接触人物の把握、立寄り先の詳細を確認する事となった。 ご両親は、弊社に4日間の調査を依頼した。 娘さんは、車、自転車等を使わない事から、第三者車両・徒歩・公共の交通機関など、全ての交通手段を考え調査員2?3人体制で調査を開始した。
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| 調査実行 |
1日目。調査員は、対象者(20歳、娘)の自宅付近にて張り込みを開始する。午後6:35頃に対象者が自宅より現われ尾行を開始。対象者は下着が見えそうな位のミニスカートにピンクのキャミソール、薄手のジャケットを着用している。 9月とはいえ、この下着のような格好・・・・・。 午後7:45。尾行の結果、対象者は市内中心部にあるアパート内の1室へと1人で入って行く。同所は、築年数30年は経っているだろうと思われる、ボロボロのアパートである。 調査員は、友達の家?彼氏の家?不思議に思うが、とりあえず郵便ポストを確認するも名前等は無い。それから5分後、対象者と同年齢位の女性が同アパートの1室へと入って行く。 同女性も薄着で露出の高い服装だ。 その2分後、今度は同室から20代前半位の女性が男性と共に現れる。同室に入る女性も、出て行く女性も皆、派手で露出度の高い服装をしている。 調査員は「やっぱり・・・。」と呟きながら、風俗関係に詳しい調査員の1人に連絡を取ってみると、 現場調査員:「○○区の○○○なんですけど、ロイヤル○スト曲がって、100mくらい入った所の左側にアパートがあるじゃないですか? そこって何があります?」 調査員C:「えっ? ロイヤル○ストから入った所?」 現場調査員:「そうです、そこの左側にあって、隣が○○○理髪店のアパートです。」 調査員C:「あぁ、えっとね・・・・確か○○○○○○ってデリヘルの箱じゃなかったかな?ちょっと確認してこっちから電話するから。」 と言って、2分位して、 調査員C:「もしもし、やっぱり間違えないよ。 風俗に詳しい調査員の情報より、同アパートは「デリバリーヘルス」、通称デリヘルの箱(女性が待機する部屋。)である事が判明。チラシやホームページ等から、客である男性からの電話があると、そこで待機している女性達は指定の場所へ行き、性感マッサージ等の行為を行うというものである。 調査班は、先程の男女が出て行った際の車両を待った。 張り込みの結果、先程の男性が運転する全面スモーク硝子の車両「メルセデスベンツ」がアパート近くの駐車場に戻って来た。 いかにも怪しい車である。 午後9:00時過ぎ、対象者がアパートより現れる。対象者は徒歩にて、このアパート近くのホテルが立ち並ぶ方向へ向かい、あるホテルへと入って行く。 対象者は1人でホテルへ入り、約2時間後また1人で現れ、同アパートへ戻って行く。 その日、対象者がこのアパートを出たのは1度だけ。その後対象者が自宅に帰宅したのは、日付も変わり午前2:00だった。 対象者の行動を調査した結果、対象者はデリバリーヘルスにて勤務していることは確実である。 後日、さらに調査を続けると、対象者はこのアパートには向かわず、大きな商業施設の駐車場で誰かを待っている様子だった。 そこに現れたのは、ある会社の営業車に乗った40歳代くらいの男性である。対象者はその男性の車両に乗り込み、その男性と共に近くのラブホテルへと入っていった。 この日は、対象者の働く風俗店を通さずに、知り合ったお客と個人的に会い、援助交際をして金銭を得ている可能性も浮上してきた。 多少の事実に違いがあっても、援助交際の可能性がある以上、至急にご依頼者に報告するべきとの本部の判断から、翌日ご依頼者に相談室に再び来て頂き、報告をする事となった。
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| 調査終了後 |
報告日お父様だけがお見えになり、調査報告をすると、「まさか娘が援助交際まで・・・。」と落胆の心境である。 「もしかして、風俗店で働いているのでは・・・・と、お父様も薄々気付いていたようであるが、まさか援助交際までしているとは・・・。」 それもそのはず、お話を伺っていると、娘さんは19年間大きな反抗期もなく、どちらかというと真面目な方であったようだ。 しかし短大を中退してからは、家族との会話はろくに無く、朝帰りも頻繁だった様子。 大事に育ててきた娘が金欲しさに援助交際をしているなんて、父親にとっては信じられない事態である。ご依頼者は娘の援助交際、デリヘル勤務をどうしても止めさせたいとの強い要望もあり、なんとか娘を更正させるべく、探偵が提案した工作を決行する事になった。 そこで探偵はご依頼者に1つのお願いをした。 「娘さんも、お金が欲しいとか、それだけでこういった事をやっているわけではないかもしれません。もっと愛情を持って娘さんに接する事を約束して下さい!」、と。 そして工作実行日、調査員達はある装いをし、娘とご依頼者を某一流ホテルのスイートルームへ呼び出す。 何も知らない娘は父親と、強面風の調査員が数名待機しているホテル客室内へ入って行く・・・。 (室内での出来事や詳細な内容は書けません。) 数時間後、娘さんは、「もう二度とこの様なことはいたしません。」と泣きながら反省をした。 最後はやはり親子だな・・・と思えるほど、父親の優しさに彼女はまた号泣していた。 調査員達も何か感じるものがあったのだろう、薄っすら涙を浮かべるものもいた。
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| その後 |
この案件に関しては、探偵と今後について話していたご依頼者が、娘さんの勤めていた風俗店へ、「娘をやめさせる!」と直接伝えに行ってくれた事はとても嬉しかったです。 このお父さんは“男”だし、“本当の父親”だなと思った出来事でした。 現在の娘さんは立派に更生し、父親との仲も格段に良くなり、会話も増えたということです。 娘さんはあれから友達の紹介で、現在衣服の販売員として頑張っている様である。
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