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結婚調査編

結婚調査事例.1 「完璧すぎる男の、隠された過去とは・・・」

相談者 福岡県 I様 58歳男性 妻子有り
相談内容

 

ある、ご自身の娘さんを心配されるお父様からお電話を頂いたお話です。

このお父さん(ご相談者)に、電話口で「おたくの会社は、何か協会に加盟してるのかね?」
と開口一番言われたときには、相談員は正直、新手の勧誘か嫌がらせかと思ったそうです。


「どうされたのですか?」という質問にご相談者は、
「実は、おたくの前に、何社か電話させてもらったのだが、3件ほどの会社は、
「うちは○○調査業協会に加盟しているから安心ですよ」といわれたので、おたくもそういった
協会に加盟しているのかと思って聞いてみたのですが・・・。」

相談員はよく話を聞いてみると、ご相談者の方は電話だけで依頼する調査会社を決めようとされて
いたようで、

「弊社も、調査業の協会には加盟しておりますが、そういったことだけで判断されるのではなく、
きちんと会社、そして相談を受ける探偵も見て、決定なされた方が良いのではないですか。」、
とご提案すると、ご相談者も「そりゃそうだな!」といわれ、「じゃ、とりあえずそっちにも
行ってみるから。あっ、でも一応相談の内容をある程度伝えておいた方がいいでしょ。」と、
簡単な相談内容だけお伝えされ、後日相談室のご予約を取り、電話を切られた。

簡単な相談内容とは、娘が2年間お付合いしている男性がいて、年内に結婚をする予定なのだが、
どうしても相手男性の人柄が気になる。好青年で良いとは思うのだが、やはり父親として
娘を思う気持ちから心配で・・・。
まずは、娘以外にお付き合いしている女性がいないのかを調べて欲しい。
別に何もなければそれが一番いいのだが・・・。というものであった。

調査提案

 

ご相談者と会ったのは3日後の夕方、ご相談者とその奥様が相談室にお見えになり、詳細なご相談をされました。

ご相談者達曰く、娘さんの婚約者男性は、すごく好青年で、気は利くし全く申し分ないのだが、良い男過ぎて「本当かな!?」と思ってしまわれたそうです。

当社からのご提案では、どんなに良い男性であっても、なにかしろ欠点はあるものです、しかしその欠点を見つけてご結婚を許さない!と、いうようなことがないように、「あくまでも、この男性との今後のお付き合いを、良いものにする為ですよ。」、と探偵は進言しました。

また、娘さんには今回の調査のことは勿論話さず、

?相手男性の友人等からの聞き込み調査

?普段の行動から娘さん以外の異性関係はないのか?

?金銭感覚から生活環境の調査

3つの点について調査をご提案し、ご相談者も納得され調査を依頼された。

父親は、当社に7日間程度の調査を依頼された。

 当社は、男性の異性関係については、勤務時間中の行動と勤務時間外の行動を尾行調査し、男性の自宅、勤務先などから人物像の風評調査。金銭感覚については、立ち寄り先のお店などからの聞き込みや情報収集調査を、調査員3名体制で実行した。

 

調査実行

 

調査1日目。

尾行調査班は、対象者の平日5日間を調査し続けるも、多少会社の付き合いなどで帰りが遅くなる事もあったが、その後もまっすぐ自宅に帰り、ほぼ毎日深夜1時30分頃には部屋の電気が消灯するといった状況で、対象者に女性の影は全く見えなかった。

それどころか、営業職である対象者は、聞き込み班の調査員からの途中経過報告では、取引先の会社からの評も良く、かなりの好印象の男性で、立寄り先の飲食店などでは、後輩を連れて悩み相談を聞いていた様子や、上司と行く飲食店内での様なども、しっかりした非の打ち所のない男性と見受けられた。

そして、本部の調査によれば、金銭感覚などの信用部分でも心配する点は無く、ギャンブルもせず一般的によく出来た男性であった。

行動調査に於いては何も起こることのない単純な調査で、正直に言って楽だったが、あまりワクワクする事のない単純な調査だった。

(と言っても、べつに人の不幸が好きなわけではないですから・・・あしからず・・・。)

その後、調査班は近隣住人、友人、知人等への対象者の風評調査を行なったところ、「彼は頑張りやさんで、負けず嫌いなところが小さい頃からあってねぇ。友達からも慕われていたし、友達がいじめにあっていた時も、いじめを辞めろと言える勇気のある少年だったよ。」、等との評が主で、対象者に対する不評はほぼなかった。

 

しかし・・・ただ1つの落ちが・・・。

 

古くからの友人の一言・・・、「また結婚することになったみたいだけど、今度こそは幸せになってほしいなあ。あいつ、ずっと彼女いなかったからな・・・。」

 

「また結婚・・・?今度こそは・・・?」

 

まさか!の事実が判明したのです。

そう、対象者には離婚歴があることが判明し、元妻と21歳にして結婚、子供はおらず、22際で離婚。

原因は、性格の不一致とも、妻の浮気が基の家出とも仄聞したが、真相は明らかにならなかった。

探偵は、この調査結果をご依頼者へ報告する事となった。

 

調査終了後

 

探偵は調査報告当日、どういう風に報告するのが一番適切で、誤解を生じさせないように出来るのかを迷っていた。

やはり、この男性について「非の打ち所のない人物」を先に述べるか、それとも、「実は離婚歴があるようです」、を先に述べるかで、ご依頼者の対象者に対する印象が全く異なったものになる可能性があるからだ。

探偵は、ご依頼者に報告する前に「今からゆっくり話をしたいので、2、3時間お時間取れますか?」と聞き、全ての状況を正確に順を追って報告した。

やはりご依頼者達は驚いた様子ではあったが、現状の対象者の人柄が良い報告であった為、「私たちは娘がその事を知っているのかは分からないが、娘がそれでも良いと言うのなら応援したいと思う。」と言われ、探偵も安堵した。

しかし、ご依頼者たちと探偵は、どうやって娘に事の内容を話すべきなのか悩んでいた。

長く話し合った結果、結局娘さんに対し、それとなく「彼は良い男だな、こんな男が今まで独身で良かったな!」と、冗談交じりに話してみることとなった。

ご依頼者は、今後の情報をまた連絡すると言われ、探偵も是非良い方向へことが進むようにアドバイスすると伝え、ご依頼者達はご自宅へ帰られていった。

 

その後

 

報告から4日後だったと思うが、ご依頼者から電話があった。

「この前の通り娘にそれとなく言ってみたら、娘の方が顔を赤くして、「お父さん実は話があるの。」って、彼が以前離婚していた事を言ってきたのですよ。」、と。

娘さんは初めからその事を知っていたのだという。

その話をした翌日、彼からも電話があり、直ぐに事情を説明に自宅へ来たそうで、ご依頼者家族と彼とで話をした結果、ご依頼者も「もう過去の事はいいから、二度と隠し事だけはしないでくれ。」とだけ娘と彼に伝え、話は終ったそうです。

最近、このご依頼者とお話したのですが、娘さんと彼は今年の4月に結婚するそうで、ご相談者の家業の事情もあり、彼はこの家に婿入りする事になったそうです。

ご依頼者は「家族4人だったのが5人になった」と既に同居もしており、お父さんもお婿さんを大変気に入られて、「あいつは、やっぱり良いやつだよ」と嬉しそうに話をされていました。

 

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